看護スタッフの中津です。
冬の寒さも本格的になってきましたね。
朝の通勤では手がカチコチになります🥶
寒さが厳しくなるにつれ
ネコちゃんには特に増えてくる泌尿器疾患があります
それは“尿石症”です。
ねこはもともと砂漠地帯に生息する動物です。
のどの乾きを感じにくいため、あまり水を飲む習慣がありません。
寒さに弱いねこちゃんは
冷たいものや寒い場所を避けてしまうため
この時期は特に飲水量が減りやすく
排泄を我慢しがちです。
そのような状態を続けると、
膀胱の環境はどんどん悪くなり、悪い病態へ変わっていきます。
気づいた時には、尿道に石が詰まり尿を出せなくなる“尿路閉塞”や
それの影響による“急性腎不全”など体に危険な状態が及ぶ症例も数多く報告されています。
そのような状態にならないようにいち早く気づいてあげられるには…?
実は普段の排泄でいち早く知ることができるんです。
当院では12月〜2月
今一度、ねこちゃんの排泄状態を気にかけるきっかけとして
尿検査の実施強化期間を置くことにしてみました!
尿を持参するだけでねこちゃん来院ストレスはありません。
検査を受けて頂いたねこちゃんには
春健診にお使いいただけるお得なクーポンをお渡ししています!✨
ねこちゃんの尿にはたくさんの健康状態が詰まっています。
泌尿器の病気だけでなくほかの病気の早期発見にもつながる重要な資料集めになります。
是非この機会に一度尿検査を受けてみましょう!